社内の風通しを良くする演劇
ここ近年、企業内のコミュニケーション研修に演劇が用いられるなどして
ビジネスシーンや日常に活きる演劇が注目されつつあります。
創業4年目、年間受講者数500名を超えるENTRY ACTにも
「人前での自己表現をしっかりできるようになりたい」
「緊張しがちなのでもっと堂々としたい」
「仕事がPC作業なので、感情を出す機会がほしい」
「対人関係で悩みがち」
などの理由や目的で
会社員、経営者、個人事業主、学生、主婦や主夫の方が演劇を体験されています。
人前に出るお仕事や魅力的な表現が求められる営業・サービス業の方のように
演劇=表現が直結するお仕事のみならず
事務職や管理職の方にも多くご参加いただいております。
▲演劇講座の風景(テキストを用いてのレッスン)
社内の風通しとは?
ある人は言いたいことが言えずに相談もできずにストレスを溜め込んでいる・・・
ある人は攻撃的な態度を取ってチームの輪を崩してしまいがち・・・
フロア内に笑顔はなく、
周りがどんな仕事をしているのかも知らず、
いつも疲れていてイキイキと仕事に取り組めていない・・・
ミスが許されず、味方もいない・・・
ギスギスした雰囲気の中、心を殺して仕事をしている・・・
このように停滞した空気がある時は、社内の風通しが良くありません。
会社とは社会を良くする・価値を創造するチームなのです。
意見が言い辛い・そこにいることが楽しくない・笑顔になれないチームが
社会に価値を提供できるでしょうか。
お客様が笑顔になって、良い気持ちでその時を過ごせて、感謝が生まれる
そんな素晴らしい製品やサービスは
同じように
作る側が笑顔で、
イキイキと楽しんで、
意見や得意なことを出し合って(ひとりでは成り立たない)
最高の状態でいるからこそ
作り上げられるはずです。
演劇は、総合芸術と呼ばれる芸術分野です。
理由は俳優・演出・戯曲・美術・照明・音響・衣装などの要素が
どれ一つ欠けることなく
揃った時にはじめて成り立つチームプレーの芸術だからです。
ビジネスにおける「企業」が
芸術における「演劇」なのです。
今、演劇が働く大人にとって役に立つと認知が広まりつつある理由の大きな要素は
〇演劇トレーニングによるアサーティブコミュニケーション
〇心を動かす論理による深い自己理解・他者理解(ダイバーシティ)
です。
俳優訓練でも用いられる理にかなったトレーニングながら
心と身体をフルに動かしてひたすら夢中になれる・盛り上がれるおもしろさが
演劇の魅力です。
ゲーム感覚で集中を高め緊張を緩和し自由な発想を容易にするインプロは
自身の潜在能力を引き出すだけではなく
自分も相手も尊重するアサーティブコミュニケーションをスキルとして身につけることができる優れものです。
ゲームの中で自分の考え方や行動・発言の「癖」に気がつくことも多いので自己発見ができます。
(あまり好ましくない癖を発見することもありますので、明日からやめて自身の魅力を上げていくことにも繋がります。逆に自分の良いところや得意なところを知ることもできます。)
コミュニケーションの重要スキルである相手の感情に気がつくことについて身体で理解を進めていきます。
最後に、
あなたはハーバードビジネススクールの学生が最も読む本は何かをご存知ですか?
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ビジネス書かな?と思った方が多いのではないでしょうか。
実は、シェークスピアなのです。
有名な戯曲を数多く残しているシェークスピアですが、
ビジネスと芸術に何の関連が?と不思議に思われたかもしれませんね。
ビジネスマンがシェークスピアの戯曲を読むのは
そこに書かれているのが人間の本質だからです。
演劇とは人間の本質を紐解いていく芸術です。
演劇はビジネスと繋がっている要素が多いのです。
☆ビジネスを拡大したい
☆社内の風通しを良くして働きやすい環境を作りたい
そんなリーダーにおすすめです。