今、自分は幸せ!と自信を持って言えますか?そうでない方へ。
今この瞬間が幸せでないのは、人生の無駄遣いです。
当記事を開いてくださり誠にありがとうございます。
ちょっと強い言葉から始まりました当記事。敢えてこのような言い方を選びました。
少しでも今の気分の手助けとなれますように。
ネットや友人との会話の中でよく出てくる言葉。
「あ~あ。明日からまた仕事。やだなぁ。」
言っているご本人はちょっとしたガス抜きと思っているのでしょうが、
筆者はこの言葉を見聞きするたびに少し疑問に感じます。
というのも自分自身がそうであった時期を経験し、非常に苦しい思いがあったためです。
木曜と金曜には仕事をしながら休日に思いを馳せ、
日曜は月曜からの仕事を思ってため息・・・
休日だけが生きている時間。平日は心を殺して我慢。
それを繰り返す。
今幸せ!と思える瞬間と言えば土曜と大型連休くらいでした。(笑)
これは、あくまで筆者の場合であって
ここまで極端に今のお仕事に愛を持てないのであれば環境を変えることをおすすめします(笑)が、
「仕事自体はそこそこおもしろいけれど、いまいちハリがなくて毎日毎週のルーチンに飽きている」方の解決策は
いかにして心の状態を「快」にもっていくか
にあると考えます。
現在筆者は演劇と心理学を専門に仕事をしております。
演劇も心理学も「人間がよりいきいきと生きる精神活動」が大きなテーマとなる分野であると考えており、両分野の知識や経験を活かして
日本をもっと生きやすい国にしたいのです。
本気で思っております。
めまぐるしく変化する世の中で、
個々の能力をもって社会の発展に寄与し
コミュニティを形成し互いに関わり合い
精神的にも物質的にも幸福を実現していくのがわたしたち人間の目的であると言っても過言ではありません。
(賛否あろうと思います)
個人単位はもちろんのこと社会単位でも
演劇や心理学が“充足感・幸福感の種”になると断言します。
なぜかと言うと
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演劇や心理学は心を論理的に解説してくれるからです。
「深い自己理解・他者理解」「目的達成のためのメソッド」など多岐に渡っており書ききれないほど
生きるためのヒントがふんだんに盛り込まれています。
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それなのに日本においてはまだまだ一般的とは言い難い状態にあります。
演劇や心理学が取り扱う分野は「心」(目に見えない)
なので(誰しもが関係あることにも関わらず)軽視・倦厭されがちなのです。
感情や感覚、コミュニケーションは目に見えません。
目には見えませんが、存在しています。
「心」という、どうにも感覚的でつかみどころのないものを科学するのが
演劇や心理学
両分野ともに日本はまだまだ理解が不十分です。
近年ようやく認知されるようになってきたな、ぐらいなもので
偏見の多さや知識の少なさは否めません。
ですが、物質的に満たされたこの社会がこれから進む方向の先にあるのは
精神的に満たされる社会です。
お金や物質は「幸せ」になる必要条件ではありません。
お金や物質的なものが満たされている人は必ず幸せかと言えば、そうではないんです。
(手助けをしてくれるだけであり、そこに幸福感を求めることは依存を生みます。)
演劇や心理学の経験・知識を深める中で
自分の心のクセを認知し、分析し、
結果として感情をコントロールすることができるようになります。
私たち大人は幼少期から現在まで日々学習してきました。
その過程において学習したことが知らず知らずのうちに「心のクセ」となり、生きづらさを生んでいる可能性があります。
学校ではその専門教科がありませんので、心の持っていきようなんて知らなくて当たり前です。
知識があれば対策を講じることができます。何事においてもそうですよね。「心」もそうなのです。
だからこそ学ぶ効果は絶大です。
根性論でがんばると事態をこじらせます。
心は科学できるんです。
「なんだか苦しい」「つまらない」の解決方法を探す手段として
演劇や心理学を試してみることが助けとなります。
心は根性論でなんとかしない。できない。
今日からがんばるのはやめてみてくださいね。
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