準備8割・・・いや、9割!
*当記事はENTRY ACTが発行するメールマガジンのバックナンバーです。
実は先日、
ENTRY ACTのマーケティング業務や代表業務をしながらではありましたが
久々に舞台出演をしてきました。
子役さんがメインの、レッスンまとめ上げの会で
恩師にお声かけいただいての客演でした。
3日程度のお稽古でWキャストの45分作品(ミュージカル)を創り上げました。
3日でミュージカル作品を創り上げられるのか!?とお思いの方もいらっしゃるでしょう。
私自身も、ドキドキでした。
でも、できちゃうんですよね!
(何事も常識に囚われて挑戦もせず「どうせ無理」と制限をかけることなく、「まずはやってみる」を忘れず当たっていきたいところ)
心打たれる瞬間が溢れる素敵な会でした。
師も総括でそのように仰っていました。
物語の中に入って
悲しくなったり
幸福感に包まれたり。
稽古日数が限られていても
たしかに
舞台上にドラマが生まれたんです。
会が見事成功を収めることができた理由は
各人が準備をしっかり行ってきたから
だと考えます。
子役さんがこんなにたくさんいらっしゃる現場は実は私は初めてだったのですが、
5歳の子役さんがセリフも芝居(役作り)もナンバー(歌)もばっちり持ってくるんです。
稽古場の演者のお仕事
「持ってきたものを提示して、周りと合わせること」
をしっかりやられていました。
恩師の稽古場は厳しめです。
それでもしっかりとオーダーに応える子役さんたちに
改めて教えていただいたものが多かった・・・。
私自身はと言うと、
しっかりと準備をしたつもりでしたが
個人的にはもっと身体に本能に馴染ませておけば
もっと違ったものを提供できたなぁ、と反省もありました。
テキストレジー(セリフ追加)の対応にも少々苦戦してしまい、
求められる役割へのすり合わせでなんとかギリギリついていっていたつもりが
正直セリフに囚われてしまったところが無かったとは言い切れませんでした。
一度稽古場に入ると、
修正などの対応で忙しくなるのは当たり前なことです。
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だから、準備9割!
どんなオーダーがきてもこれだけ準備したんだから絶対大丈夫!
と言い切れるくらい準備して、
準備し過ぎていることはありません。
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※もちろん、「間違った準備の仕方」ではないことが大前提です!
正しい準備であれば、柔軟性を持って現場に入ることができます。
本を頂いてから稽古初日までの時間との戦いです。
時間の事情も気づきの速度もまるっと含めて
今の自分の実力であり、
当然言い訳は一切できません。
たくさん準備して、
こんなに準備したんだからもう本番来てもいいわ!(笑)
くらい準備していい。
今台本が手元にあるよ!というみなさま、
準備9割、です。
演劇は自由な表現の場です。
物語を紡ぎ出す舞台で自由になれるのは準備をしっかり行った人の権利。
最高に自由な表現を味わう準備はできていますか?
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