魅力あるパフォーマンスへの一歩。【目は口ほどに物を言う】
目は口ほどに物を言う
ENTRY ACTのちゆです。
演劇人の立場から、
舞台やオーディションはもちろん日常のビジネスシーン・プライベートで人前に出る時に
『魅力あるパフォーマンス』をしたい!方に向けて今日もお話ししたいと思います(^O^)/
今回は、あの有名なことわざからスタート。
「目は口ほどに物を言う」ということわざはあまりに有名ですね!
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目(視線も含め)には
本心が出ます。
心理学的にも目は
心の状態が表れるポイントのひとつである
と言われています。
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私は演技講師や演出を行うことがありますが、
その時に非常~~~に気にしています。
いや、
気になるんです・・・。
よく演技レッスンでお話ししているのは、「目はちゃんと開いて、見せて!」です。(笑)
目力(メヂカラ)は身体を使う表現で欠かせない要素だから!
人間は口で嘘をつきますが、
目は嘘をつきません。
不安や緊張を感じると瞬きの回数が増え、
落ち着かない時にそれを抑えようとして目がキョロキョロ泳ぎます。
興味があるものを見る時には瞳孔が開きます。
口元は笑みを浮かべていても、心が笑っていないと
「目が笑っていないよ・・」なんて状態になることもあります。(笑)
ちょっとこわいですよね。(笑)
ちなみに、
セリフを思い出そうとしている時には基本的に左側を見ます。
※「論理」を司る左脳を働かせている証拠
見た目から受けるイメージで言えば、演技・パフォーマンス時の伏し目は
自信の無さを表現しがちなので、
意図しないのであれば視線をまっすぐ上げることをおすすめします。
人間の目は、他者とのコミュニケーションに役立つように発達してきたのです。
身体表現活動で目を効果的に使わない手はありません!(‘Д’)
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目で自分の想いを伝え尽くすぞ!くらいの気持ちで
しっかり目を開けて、見せる。
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瞬きをすると一瞬目が見えなくなります。(表現者側も、お客さん側も)
その一瞬でお客さんの気持ちが離れる可能性があります。
だから、瞬きをしていいタイミングだけ瞬きをします。
だってね、
できればお客さんに瞬きを忘れさせるぐらい引き込みたいのです!
表現する側が要らぬ瞬きをしている場合じゃないのです!!
視線の動かし方ひとつも気を抜かず、
意図して視線を動かします。
意図しないのであれば、視線をむやみに動かすことはしません。
口で想いを吐き出せたとしても
目がそれを伝えようとしていなかったら、
相手に伝わりません!
人前での魅力あるパフォーマンスにはなりません!(ー_ー)!!
「目」は重要なツールです。
ぜひ鏡を用意して、目の練習をしてみてください♪
★セリフを口に出しながら(=セリフ繰り)目を意識するとセリフが入っているかどうかのチェックもできます。
★感情を持って鏡の前で表情チェックをすると、表情筋のトレーニングもできます。
鏡前で目が無意識に動く時は、稽古場でもそうなってる可能性大ですよ~!