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感情は抽象的、行動は具体的【演劇メルマガ過去記事】

目まぐるしく毎日が過ぎていく中で、

 

・感情や情報の波に流されて時々溺れてしまう感じがする方

・インプットとアウトプットのバランスが取れてない感じがする方

・目の前にある作業だけに時間を奪われて、毎日忙しくて充実感がない方

 

こんな方もいるのでは?

 

 

 

今日は、行動分析学という心理学のひとつを使って

自信を取り戻したり、人生の道を歩きやすくしたりする方法をご紹介します。

 

 

1 自分の悩みや理想を書き出す

2 とにかく出す

3 書き出した悩みや理想を見直して、行動の言葉で具体化する

4 実行する

 

 

 

ちなみに、演劇でのチューニング(体の調整)役作り台本読解にも応用可能です。

 

 

 

 

演劇と心理学はやはり近い・・

というかむしろもう同じものなんじゃないかと思っちゃいます。

 

よりよく生きることを心理学では学び、研究し、演劇(人生のリハーサル=安全な場所)で実験実践するわけです。

 

 

 

 

概念や感情は抽象的なものですね。

 

 

「なんて自分はこうなんだろう・・・」と内に内に入っても、答えは出ないしより苦しみが増すだけです。

 

 

 

概念や感情は直接的に掴めるようなものではないから。

 

 

掴もうと思ったって掴めないし、コントロールできないものをなんとかしようとしてもできない。

なので、抑制せずにまずはただペンを走らせます。

 

 

出し切ったらそれだけでちょっと満足できちゃうかもしれませんが、ここからが明日に繋がる「ミソ」。

 

 

ぜひやってみてください。

 

 

 

「自分のこういうところが嫌だ」「あの人のこういうところが嫌だ」を、

「不快を回避もしくは快な状態にさせられるであろう」「具体的な」「私の行動」

悩みそれぞれに書いてみてください。

 

 

 

「なんか、悩みが多くて嫌だ」

→悩むのをやめる

 

とか、ただの裏返しの言葉ではなく

 

 

 

「悩みを1週間に1度リストアップして、常に個数を明確にする」

(ここでさらに「悩み」にフォーカスして行動をリスト化)

「すぐに実行可能なものを探し、その週のうちにやってみる」

より具体的に行動の言葉で見つけ出していってください。

 

 

 

 

長くなってしまうので、簡単に・・ですが、ご紹介しました。

 

 

 

 

 

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自信がない状態だと、どうしても矢印が内向きになってくよくよしてしまいがちですよね。

 

 

例えば、

感情のアウトプットが生活の中でうまくいっていない・アウトプットの機会を生活に取り入れていないと、

神経が過敏になってちょっとした刺激で溜め込んでいたものが暴発して、自己嫌悪に陥って・・・の悪循環にハマる方は、決して少なくありません。

 

 

 

暴発もできなくなってきたら、そして、もしそれに気がつけたのであればすぐにアウトプットの機会を取り入れてください。

 

 

また自信がない状態の時は、原因は全て自分の性格や気質にあるんだと決め込みがちですが、

自信がない時こそ行動分析学の考え方を!

 

 

 

 

「状況によって人の行動はいかようにも変わる。人間は全員そう。(性格や気質などの内的要因は関係ない、というか、そんなものない)」

「全ては行動」

 

 

行動分析学のいいところは、誰しもが実践可能で明快なことです。(行動は目に見えるので管理しやすい。心の取り扱いは専門家が必要。)

 

 

 

どんなに優秀な理論にも批判はあります。

性格や気質に起因する事象は、正直私はあると考えています。

 

 

 

 

ただ、落ちている時にそう思ってしまうとどんどん深みにはまってしまいますよね。

 

 

 

そうさせないために先人が作ってくれた「便利道具」を活用しています。

 

私は日頃のお仕事で演技メソッドを活用しますが。それもあくまで「便利道具」として渡しています。

 

 

落ち込んでどうしようもない気持ちの時は、内向きにならずに行動を!

 

 

 

 

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