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いらんアドバイスは聞かないでいい

今日は、いらんアドバイスは聞き入れないで!の内容でお届けします。

 

頼んでいないアドバイスをされてなんとも言えぬ嫌な気分になったことがありますか?

優しい人はそれを受け入れようと頑張ってしまいがちです。しかもだいたいの場合その後落ち込んでいらっしゃる。

 

頼んでいないアドバイスはただのお節介です。

 

ぜひ覚えておいてください。世の中には、頼まれてもいないアドバイスをして他者より優位に立ちたい人がいるということを。

 

「あなたのために教えてあげるね!」と嬉々としてかつ親切を装って語ってくると思いますが、あなたは戯言と思って聞き流してよろしい。

 

言葉には責任を持たねばなりません。自分のことを語る時でさえ慎重にならねばなりません。

適当に言葉を扱っている人は言葉に芯がなくて話自体が散らかっていて信用されませんから。

 

 

アドバイスなら尚のこと「相手のためになっているか/実は自分のための言葉になってはいないか」「受け取り手が誤解しないように伝えられる言葉になっているか」慎重に話すべきです。

 

アドバイスをする以上は相手の人生に対して無責任ではいられない。

責任を持つ覚悟がないならアドバイスをしてはならないのです。

私も立場上アドバイスを求められることが度々ありますが「私からは言えません」とお断りすることがあります。そして、責任を負う覚悟がある時だけ答えます。

 

私もこの記事をお読みのあなたのようにいらんアドバイスを受けたことがあります。

これから書くのは私が助言を頼んだわけではなく、突然相手から言われた言葉たちです。

 

 

「僕は演劇業界についてこのような意見を持っていて、大江さん(私のことです)は今の方向じゃなくてこうしたらいいのにって思ってます。あなたが今やっていることは間違ってますよ」

「事業を早く進めるためにはひとりでやってないで有名な人とコラボしまくればいいんじゃない」

 

→別の演劇事業者の言葉です。人に口出してる暇があるなら仕事してください、って思いながら聞き流してました。あの人たちはきっと理念や戦略の違いが許せないのでしょう。(違うことに対して排他的なのです。)本当は、どっちが正解でどっちが間違っているかとか勝ちとか負けとか、そんなことは世界の誰にもわかるわけがないのに・・・・何かと比べたくて仕方ない考え方なのでしょう。

 

 

 

「女性なら子どもは産んだほうがいいですよ」

 

→初対面の人に言われました。しかもビジネスの場です。今時こんな価値観を持っていて、人にペラっと言えちゃう人がいるのかと心底驚きました。ビジネスの付き合いの場で、私が子どもを産むかどうかやライフプランを明かすことに何の意味があると言うのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

その他、例文は出せませんが「こうした方がいいですよ」と言わずにいられないアドバイス大好きマンは割と多くいます。

 

対処法はこうです。

「ありがとうございますー!」とニコニコ返事をすること。

で、その人から離れて会話を終了させること。

 

ムスッとして反抗的な様子を見せたら相手はアドバイスの正当性を語り始めます。

「僕のお節を聞かせて分からせてあげる!」と言わんばかりに。

 

最悪なのはその人と喧嘩をすることです。

残念ながら喧嘩してもあなたの苛立ちは収まりません。言い返したら相手と言い合いをするために時間と労力を差し出すことになります。それは勿体無いことなのです。

その時間とエネルギーは楽しくて心地良いことに使ったほうが建設的ですよね。

 

 

内心はこうです。

外野は黙っとけ。

 

そうです。あなたの人生、あなたの尊厳を軽んじてくる人と関わらなくていい。

あなたが「外野は黙っとけ」と思った時点でその人はあなたの人生とは関係ない人になります。

先ほど、喧嘩をするのは悪手と書きましたね。アドラー心理学では相手の行動を変えさせるのは不可能だと考えます。変えられるのは自分だけ。だから、相手から謝罪の言葉を引き出そうとしたり相手の考えを改めさせたりなどということは決してしないでください。関わりを持とうとしないこと。

その場を離れてもなお付いてきて話を続行しようとするしつこい相手なら、こう言ってください。

「あなたに私の何がわかるんですかね?」

この言葉は、真顔で言うと効果抜群です。

 

 

 

距離を置いて関わらないようにして、自分のこれからの楽しい人生について考える時間を取ってください!

お気に入りの場所で、お気に入りの音楽やノートや飲み物をお供に!

 

 

 

 

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