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ゆるい繋がりがビジネスパーソンに必要な時代

ゆるく繋がるサードプレイスをあなたは持っていますか?

 

ここで言うゆるい繋がりとは、

参加障壁が低いながらも会員的な特別感がある。

関係性はウェットよりドライ。重さはなく気軽かつフレンドリー。

家でも会社でもない、互いに利害のないもうひとつの「とびきり居心地の良い場所。

です。

 

 

仕事の帰りや休日に、定期的に足を運びたくなる空間です。

 

そこでの繋がりはその空間限定で、週に何度も食事に行ったり遊んだり人生の相談をしたりはしないし

そこにいる人がどこに住んでいて何の仕事をしていて家族構成はこうで・・といったプロフィールはあまりよく知らないけれど、そこで「こんばんは〜」と会って1、2時間の間活動を共にするのがある程度当たり前になっています。

「昨日こういうことがあったんだよね〜」なんて他愛のない世間話をします。

 

 

この関係は硬い絆とか共に戦う同士というより、だいぶゆるい繋がりです。

 

ゆるい繋がりの空間は、遊びの会だったり交流の会だったりゆるめの目的(集まった意図)があります。

ゆるい繋がりという言葉から、だらけているとかぬるいイメージを持つ方もいるかもしれません。ですがここでも交流はとても活発だし真剣でもあります。

会のコンセプトがお喋りのみなのかワークやレクリエーションなどプログラムが用意されているのかによって感じられる感覚は変わってきますが、プログラムを真剣にやることでおのずと一体感は生まれます。だらける・ぬるい=ゆるい繋がりではないということです。

 

 

 

 

疲れている日も、仕事で成果が上がって気分が良い日も、「あそこに立ち寄ってから家に帰ろう」と思える場所です。

 

忙しい方は家庭や会社内の交流に終始してしまいがちかもしれません。

そうすると、どうしてもある程度偏った物の見方になりがちです。ビジネスは業界の中ばかり見ては広がらず、業界の外をしっかり見て時代の潮目に注目し続ける必要があります。これからは業界の中での勝ち負けにこだわるのではなく、社会に必要とされ愛される事業になることが大事なのです。差別化より、自社の存在意義を本気で考える時代です。

業界外の今を知るために、ビジネスマンは多様な人と交流して自身を社会の中に積極的に置くようにしたいところです。

一回喋って質問攻めにしたり何かヒントを得ようとするのはとても短絡的ですから、その場に身を委ねてよく聞き円滑な交流をただただ楽しみます。直接的なヒントになる話を聞けたらもちろんラッキーですが、殆どはその場その瞬間を楽しむ時間の積み重ねによってふっと気づきを得られるものです。

 

画期的なアイデアや困難な問題の解決法がほしい時って、ありますよね。ビジネスマンはおそらく毎日そうではないでしょうか。

うんうん唸って答えが出るならそれでいいのですが、実は脳に別のゆるい刺激を与えて休憩させた方が良い答えが出やすいということがわかっています。具体的には遊びです。その遊びは難しいものではなく、簡単なものでないといけません。ゆるい刺激が良いということは心理学では孵化効果とも言われていて、考え続けて根詰める時間が不要だという意味ではなく、その後リラックスしてゆるい他の作業や時間を楽しんでいる時にアイデアや答えが思いつくものだ、ということです。

 

 

孤立しない・させない社会へ

 

また長期的な話をすると、ひとつのコミュニティにしか属していない人はそのコミュニティを失った瞬間に孤独にならざるを得ないというリスクがあります。仕事を退職し生きがいを失ってしまったり、パートナーに先立たれるもしくは離別によって社会的に孤立してしまうリスクは、仕事一筋で生きてきたビジネスパーソンは誰しも負っています。結婚していれば、子どもがいれば安心、というものではありません。一人の誰か頼み・一つのどこか頼みなるのはリスクです。

それに、将来の自分が誰かや何かに依存してしがみつく人生の集大成は、理想的と言えるでしょうか?繋がりをいくつも持っておくのはリスクヘッジになります。「ここではこれを楽しむ。この人たちとはこういう話をできる。」みたいに場所の使い分けをすると関係性がうまくいきやすいですし、何より自身の心の安定を生みます。

 

 

 

 

 

現在の生活から老後まで、ビジネスパーソンの人生にゆるい繋がりが必要だ、というテーマでお話ししました。

最初はハードル高く感じられるかもしれませんが、ゆるい繋がりはゆるく参加できるものなので大丈夫。ぜひ生活の人生の質を高めるために取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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