仕事が大事だから趣味を充実させる
--あなたはこんなことを考えたことがありませんか--
今の自分を鑑みてみる
がむしゃらに走り抜けた20代が終わり、迎えた30代。がむしゃらだった分20代の間に自己成長もしたし実績をつくることもできた気がする。30代になって、次のフェーズに入って、ふと思う。「じぶんの人生って仕事『だけ』じゃないよなぁ」「20代は出して出して出しまくっていたけど、毎日インプットしながら猛スピードでアウトプットをしてきて、今はちょっと枯渇している感があるなぁ(じぶんを使い切った感?)」
成長の速度が鈍化している?
20代は勢いで猪突猛進にやることができたけれど、やっぱり30代以降は大人としての余裕のある(ように見える)姿に憧れているし仕事や人生の歩み方って年齢と共に自然と変わっていくのだろうな(それでいい)と思いつつ、まだまだ成長したいお年頃だから不安になることってありませんか?年齢で限界を決めたくはないけど、青天井の未来を描き続けていきたいけど、今までのやり方をこの先十年またやるのかとじぶんに問うてみたらそれはちょっと違うんじゃないかと。やりたいことがあって、そのために成長したくて、今まではがむしゃらになってやってそれなりに結果を出せてきたけど、これからは20代のやり方では通用しないであろうことがなんとなくわかっていて、でも具体的にどうすればいいのかわからなくて、とりあえず学びになりそうな本を読んでみて、でもピンと来ず今日を迎えている。
苦しいですよね(笑)
仕事が大事だから『仕事以外』を充実させる
演劇の教えに、演劇をやりたいなら演劇以外の芸術に触れなさいというものがあります。ひとつのことだけに触れるとどうしても狭くなります。(もちろんその分深くなりますが)演劇以外のことに触れて心が動く体験は必ず演劇にも繋がってきますから、多様な経験をしてそれを肥やしにしなさいという教えだと解釈しています。
その教えは、演劇という具体的なことだけではなくもっと大きくて抽象的な「人生」についても同じことが言えると考えます。
人生で次のフェーズにいく時に、例えば仕事なら、その仕事とは一見関係ないようなことの中にヒントが隠されていたりします。芸術とIT、国語と数学、インドアとアウトドア、動と静、みんなでいる時間とひとりでいる時間、真逆のことであってもそれぞれは通ずる部分があって実は似ているのかもしれませんし、全く異なる性質であっても補完する関係にあるからこそ学びがあるのかもしれません。次のフェーズに進むときには、今までのやり方だけでは通用しない局面が多々あります。だから今悩んでいるわけです。では、どうすれば良いのか。答えはシンプルで、「今までやったことないこと・知らない世界に挑戦/足を踏み出してみる」です。
一歩を踏み出すのは勇気がいるけれど・・・
安心していただきたいのは、すべての情緒的経験は財産です(これも演劇の教えです)。その勇気が無駄になることなんか無いのです。
人生の中で仕事を大切にしていて、少し行き詰まり感のある方やこの先行き詰まりそうな方はここで敢えて『仕事以外』のことを充実させてみてはいかがでしょうか。