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「否定グセ」どうしても否定してしまう時には

今回は、「否定グセ」をテーマにお話をしていきます。

否定グセってなんだ?

当コラム筆者(大江千雪と申します)も身に覚えがあり過ぎて苦い気持ちになる「否定グセ」ですが・・・

 

すぐに「でも」「だって」「そうじゃなくて」「そんなの無理」「違う!」「わからない」などのNo(否定の言葉)を繰り出すのがやめられない!!!

相手が何を言っても響かない鉄壁のガー!!

それが否定グセです;つД`)

 

せっかく先輩が「ああいうことがあった時は、こうやって対処してみたら?」と

こちらのことを想ってアドバイスしてくれているのに

 

口から出る言葉はなぜか

 

「でも~・・・・・」

 

「いや。だって・・・・」

 

 

「違うんです。あの時は~・・・・」

 

否定グセをお持ちの方は

まず否定から入る。

 

これって、言っている本人は失礼な発言をしている意識が全くありませんヽ(^o^)丿ナント‼

 

つまり、知らないうちに

「あの人、話通じないな・・・」

「あの人には言ってもムダ」

 

こんな評価を下されている可能性です。

 

おそろしいですね(._.)

 

まぁ、

相手からしてみれば事あるごとに否定語で返してくるわけですから、

気分が良いかわるいかで言ったら

 

率直に、わるいですよね。

 

なので「あの人に話してもムダ」などの評価は

あって当然とも言えます。

 

このお話自体にもNoを出されたらここまでですが・・・。

 

 

Yesを出してくださった方に向けてこれより下を書き進めてまいります。

 

人間関係を円滑にするためにも

自分が損をしないためにも

 

何より「何にでもNo」を出すことによって知らず知らずのうちに自分の人生の幅を狭めてしまわないためにも

 

否定グセをなくそう!

 

よし!否定するのやめよう!と心に誓っても

実行に移すのは困難を極めます

 

否定グセの、と言うよりもクセ全般の厄介なところは

無意識でやってしまうところなんです。

 

無意識でやっていることを意識してやめようとしても

反射的に口が先に動くので(笑)

 

否定グセをやめたい時には、

地道に「気づいたらやめる」を繰り返して身体や頭に覚えさせるしか方法がありません。

 

※根本にある原因を探って原因から対処するのがおすすめな場合もありますが、

否定グセについてはこの「気づいたらやめる」が比較的早くてスムーズですし、

結果的に原因究明(自分の本当の気持ちを知ること)もできました!!

 

 

これから否定グセをなくすチャレンジに挑む方は

「気づいたらやめる」を本気根気強く続けてみてください。

 

目安は3週間!

 

人間の習慣は3週間で変わると言われています。

 

3週間と聞くと長く感じてしまうかもしれませんが、

否定グセは歓迎されないクセ(人間関係的にも、より良い人生にも)なので

これから続いていく何十年もの人生の中のたった3週間、挑戦してみる価値は十分あると言えます。

 

 

「次、否定で返してきたらもう二度とこの話はしないから。」

師から何度お叱りの言葉を頂いたかわかりません。

 

私は相当注意を払っていないと感情が先行しがちな人間で、

(もしかしたらこの文章をお読みの方の中にも似たタイプの方がいるかもしれませんね。大変ですよね・・・しみじみ)

 

否定グセについて本当~~に根気強く伝え続けてくれた師には感謝しています。

「気づいたらやめる」ができたりできなかったりしておりましたので・・・

 

 

「気づいたらやめましょう。ハイ。終わり。」

ではあまりおもしろくないので(この記事が)

内面的なところも少しお話しします。

 

 

とあるアドバイス

「ああいうことがあった時は、こうやって対処してみたら?」

を聞いたその瞬間に

 

否定グセのある方の内面で起きていることは・・・・・

自分を守りたい!!衝動です。

 

 

ちょっと冷静になれば気づけるはずなのです。

「でも~・・・・」の前に言うべきことがあるということに;つД`)

 

アドバイスをくれた人はそもそもあなたを傷つけようだなんて思っていないので(いじわるをしてくる人もいるかもしれませんが)

相手に感謝こそすれ

相手を突っぱねて

一生懸命自分を守る必要なんてないんです。

 

 

ただ、そういう時って

(本能的に)カッと感情が先立って

思考停止してしまいがちなのです。

否定をするのは防衛本能が働くからなのです。

 

自分自身が否定された気分になってつい反発してしまったり。

自分を正当化したくてつい言い訳に走ってしまったり。

 

 

相手の言うことになんでも「No!」「ヤダ!」「違う!」で返す自分を

客観的に見てみたら・・・・

 

ただのぐずってる子どもです。

 

それが良くないということは本人も一応わかってはいるんですよね・・・・。

わかっているのに感情が先立ってしまうんですよね・・・・。

やめられないんですよね・・・・。

 

それでも、やめましょう!!!やめると決めましょう!!!

 

 

やたら言葉数の多い大人のぐずりは

かわいくも賢くもありません。

 

言葉数が多くても、その時頭は殆ど働いていません。

思考停止状態です。

 

思考の伴わない感情的な言葉ダダ流しの状態です。

 

これが否定グセの原因です。

 

否定グセの原因は思考停止にあります。

 

クセをなくそうと決めたら

今この瞬間から

相手の言葉を自分の中でいったん咀嚼してから返答してください。(これが思考)

 

やることはシンプル

人生はシンプル

 

アンガーマネジメントではカッとなりそうな時は6秒待ってみる(怒りのピークは6秒!それ以降は和らぎます)などの考え方もありますね!

 

ちなみに、感情の発露がしっかりできている方は理性で抑制することもできます。

演劇のトレーニングは実はこんな形で日常に活きますヽ(^o^)丿

人間は感情の生き物ですからね!

 

感情を取り扱う演技感情の生き物(人間)の人生の関連性のひとつです。

 

 

最後にヽ(^o^)丿

 

==============

 

否定グセをなくそうと決めたら

今この瞬間から

相手の言葉を自分の中で

いったん咀嚼してから返答してください

 

==============

やらなければ知らないのと同じです。

まずは半日チャレンジを!!

 

 

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