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無意識を意識に変えること

今回は、演劇に関係ないようで実は大ありなお話をしていきます。

意識と無意識

そもそも意識・無意識とは何なのでしょうか?

 

意識とは、

自分自身で認知できることです。

 

逆に無意識は、

自分自身で認知することができません

 

ただし無意識とは、意識できないだけで自分の中のどこかに必ずあるものです。

 

意識↔無意識

このふたつは相反するものなのです。

 

心理学的には意識と無意識の間に前意識というものが存在すると考えられています。

今回の記事では「意識」と「無意識」の関係性について書いていきたいので

深く触れませんが、

 

ちなみに

前意識とは気づかせてもらって認知できることを言います。

 

人から指摘されるなどして気がつくこと。

この文章をお読みの方も経験がおありかもしれません。

 

図にするとこんな感じです!

意識←前意識←無意識

 

 

前意識についてはいったん置いておきます。

 

無意識のものが自分の中に多いと、「自分のことがよくわからない」状態に陥ってしまいますので

心が不健康になりがちです。

先にお伝えしたとおり、無意識は意識できないだけで必ず存在し、しかも自分に「アピール」をしてくるからです。

 

ただし、

無意識が自分に働きかけてくる様々なアピールは、決して自分を邪魔しようとしているわけではありません。

むしろ、『本当はこうしたいんだよ!』『こうしたほうが自分は幸せなんだよ!』と全力で応援してくれているのです。

 

無意識のあれこれが行動や言葉によって具現化された結果

それがたまたま社会的によろしくないことだったり自分を追い詰めてしまうことだったりするだけです。

 

そこでよく言われるのが

無意識を意識化しよう!!

ということ。

 

なぜかと言うと

人生の中で理想を叶えたい時

(人間関係やお金や夢の達成など大小問わず)

 

には無意識が作り出している障害を乗り越える必要がある

ことが、往々にしてあるからです。

 

 

 

ただ、大抵の場合うまくいきません。

 

無意識を意識化する挑戦は

非常に難しいものなのです。

 

そりゃそうですよね。

意識できないことって自分にとっては想像もつかないようなことだったりするのです。

無意識のものを探すのは雲を掴むようなことなんですから。

 

ですが、無意識の膨大過ぎる領域を少しでも意識できるようになれば

しっかりと自分が自分と繋がって人生の幸福度が上がることは間違いありませんので

ぜひ挑戦し続けていただきたいな、と思っております。

 

そこで、です。

無意識を意識化する挑戦をしたい方に気をつけていただきたいことがあります。

 

基本的な考え方は

「無意識は自分の支配者である」

ということです。

 

無意識を意識することとは

支配から逃れることではないし

(無意識はあなたを支配していますが、敵ではないのです)

ましてや(無意識を)支配することでもありません。

 

あくまで「意識」は支配されている側だよ、ということです。

それをよく理解しておくことが重要です。

 

 

でないと、

無意識を意識化する時に

本当の気持ちを捻じ曲げてしまったり

自分に対する理解が浅いまま放置してしまったり

 

 

生きやすくなるはずが

逆に苦しい思いをしてしまう危険性があるのです。

 

 

そうなってしまわないために

無意識が支配者である、と受け入れてみてください。

 

無意識をコントロールしようなんて思わないこと、です!

 

 

その上で

今一度、じっくりと、

自分の奥底にある本当の気持ちと向き合ってみてください

 

無意識を意識に変えることのスタートはここです。

 

 

<他の記事をチェック>

ダメな自分を変えたい!そう思っている人へ

 

 

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