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体内のコトに敏感になる<演技のコツ>

良い表現者は身体の内側のことに敏感です。

 

身体の内側というと、具体的には

☆感情

☆衝動

☆気分

☆欲望

 

これらとセットで「なぜ、そうなのか」(理由)も自分で察知してあげることができます。

 

 

自分で自分のご機嫌を取ってあげられる=感情のコントロールができる

ということなので、

感情を取り扱う表現者である私たちは

自分のご機嫌の取り方を知っておく必要があります。

 

感情のプロが自分の感情を上手に扱えないなんて大変なことです!

 

◆自身の身体の内側のことに対していつでもアンテナを張っている

アンテナを張っておけば、どう見られるかよりもどうしたいかを優先するスイッチをONにできるので

演技で嘘をつくことがなくなります。

 

◆自身の身体の内側のことに対しておざなり

内側のことに対して鈍感な姿勢は、緊張にさらされた時にカッコつけようとかうまく見られたいとか雑念のあるまま

嘘で塗り固めた演技をしてしまいがちです。

 

さぁ、あなたはどっちの状態??

 

自分の過去経験や性格や能力や容姿、すべてに自信満々でいられる人は

いないと思ってください。

 

自信がないのはみんな一緒です。

あなただけじゃない。

 

無理やり自信を持たなきゃ!なんて思わなくていいんです。

 

だって、あなた周りの目が気になるんでしょう?

失敗したくないんでしょう?

緊張してるんでしょう?

こわいんでしょう?

 

自身の内面に目を向けてみてください。

声を聴いてください。

 

そして、

どんな声が聴こえてきても

どんな本音が見えてしまっても

 

たとえそれがあなたにとって良くないものであっても

どんなに弱くてカッコわるいものであっても

 

それがあなたです。

まずは、その弱さやカッコわるさを認めてください。

 

あなたは人からの評価が気になるし

緊張するし

弱いんです。

 

鋼のメンタルを持っていて何事も動じないように見える

カッコいい「誰か」じゃないんです。

 

その弱さやカッコわるさを認めてみてください。

 

認めた瞬間からあなたはラクになって

良い表現者の階段をのぼることができます。

 

どうして「自分で自分を認める」と表現が豊かになるのか、というと

・緊張や不安は身体があなたにメッセージを送っている証拠なので、受け取ってあげれば収まるから。(受け取りを拒否するとより強いメッセージを送ってきます)

・自分へのジャッジをやめるので、独創的なアイデアが出て来やすくなるから。(平凡なつまらない表現は大抵当人のジャッジによるものです)

 

メッセージを受け取り、

勝手に良い悪いの判断(ジャッジ)をしないで

受け入れる!!!

これが、自分のご機嫌を取ってあげることに繋がっていくのです。

 

上手に自分とお付き合いをしていくトレーニングは、学校では教えてくれなかったものです。

なので自主的にトレーニングしていきましょう!

 

 

 

 

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