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感動を生む・人を惹きつける表現のコツ【超本質】

閉じていると感動は生まれない

開けば感動が生まれる

 

観衆聴衆の心を掴む表現は、開いています。

何が開いているのかと言うと、心も身体も発する空気感もすべてです。と言うかそれらは連動していて、どれかだけを開くことはできません。

閉じている表現はどんなものでしょうか。

・頑なで柔軟性がない

・後ろ向きで引いている状態

・自分と周りを信じていない/ひとりよがり

・自分をよく見せようとしている

・他者へのリスペクトに欠けている

・決められたテンプレ通りにこなしているだけ

 

開いている人と閉じている人の差は明白で、ほんの少し観るだけでもはっきりわかります。テンプレ通りに喋っているだけでは耳には届いても心には届きません。聞こえるだけで聴こえないのです。音が届いているだけ。その人がやっている必然性がなく、誰でも同じです。

 

言語表現も身体表現も人に何かしらの影響を与えるために行います。影響を与えようと意気込む必要はありません。

・笑顔になってもらいたい

・喜んでもらいたい

・気付きや発見

・明日まで続いていく活力

こんな純度の高い願いを持って、そのために開いて、軽やかに楽しみながら人前で表現していくのが、素敵な表現のポイントです。

 

素敵な表現は、強く人の心を惹きつけ興味関心を呼び、時を忘れるほどおもしろくて目が離せません。そしてそれが終わった後まで良い余韻が続きます。感動体験はそれが終わってもなお心に残り続け、感動が大きい場合には数年数十年単位で心に在り続けて思考や行動に影響を与えます。

また観たい聴きたいと思わせるのが、素敵な表現です。

 

 

素敵な表現をする要素をお伝えします。感動を生む表現の条件です。これは演劇だけに限らず、パフォーミングアーツやパブリックスピーキングでも同じことが言えます。

・楽しむこと

・自由であること

・軽やかであること

・分かち合うこと

・波に乗っていくこと

 

まずは前向きに楽しもうとします。どんな状況でも楽しめる人は楽しめるし、楽しめない人は楽しめないものです。まずは自身から楽しもうとすることです。そして、自分にも他者に対しても決めつけをせずに自由でいる許可を与えてあげてください。表現をする以上責任は生じますが、「やろう、やろう」と気張りすぎると重くなりがちなので、たとえば授業やセミナーで絶対必要な情報提供があるケースもありますがそれを伝えたらあとは「みんなと楽しめればいっか☆」と、何も考えないで軽やかにいてください。

 

ここで大切なポイントをお話しします。

場に流れている空気を感じるアンテナは立っていますか?音楽が流れていなくても、アップテンポやバラードなどビートを感じられていますか?パズルのピースが噛み合っている時の「いける!」「おもしろい!」の波動を感じられますか?

ワッと浮き足立つようなはしゃぎたくなるようなビート、圧倒的な熱気、退屈な空気、ひとりよがりで聴衆が置いてけぼりな分断された感じ、あたたかい空気、冷えた空気、重くて湿度の高い息が詰まる空気・・・すべて目には見えませんが、確実にそこにあります。ちなみに、酸素や二酸化炭素や物理的な水分の含有量の話ではありませんよ(笑)空気という存在は当たり前なようにあるものですが、それの波やエネルギーみたいなものを感じられていますか?というお話です。

 

それは空間にいる人や空間自体が持っている雰囲気などすべての環境や状況を総合して生まれるものなので、自分自身にコントロールすることはできません。

それこそ、不可思議で科学的ではないと思われる方もいるでしょうか、低気圧症の方や満月の日に体調が芳しくない方など、周りにいませんか?人は地球や天体からも少なからず影響を受けて生きています。

 

地球の状態って個人がどうこうできることではありません。コントロールできないからといって諦めるんじゃなく、何も考えず手放しに楽しもうとして自由の許可を自他に与えたうえで、波をキャッチしてそれに全乗っかりするようにします。サーフィンの波乗りの感じです。そしていちばん大切にしていただきたいのが、分かち合う感覚です。与える・もらうというよりは、自分もその場に流れる空気の分子のひとつみたいに流れて動いて、エネルギーが循環している感じだと思ってください。

 

ここまで知ったら、あとはやってみるだけです。もしくはすでにそういった感覚でやられている方もいたかもしれません。

目には見えない【感動】を取り扱う性質上、出てきた話はすべて目で認識できないことです。でも、人は目で見えないものを感じ取ることができますし、目に見えないもののほうが多いということを実は多くの方が気づき始めているのではないでしょうか。

 

 

素敵な表現をする本質的なコツが詰まっているのが、演劇ワークショップの魅力

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