
場の力を感じ、波を読めばうまくいく
場の力を感じたこと、ありますか?
空間には力があって、居心地が良い安心する空間や暖かさ、湿度が高く感じられて空気が重い空間、冷えた感じなど場の性質があります。
場の力が良く働いている空間は物事がうまくいきやすいです。波に乗りやすい、活気や熱気のある感じです。
逆に場の力が良くない方に働いていると、抗おうとしてもなんだかうまくいかない感覚になります。冷えていたり重かったり退屈な感じです。
場の力はそれ自体コントロールできませんが、うまく使うことで良いパフォーマンスをあげることはできます。
また、良い波に乗れているとさらに良い高波が来やすくもなります。
まずは場の力を感じること、次にそれに抗わず波を読んでここぞというタイミングで乗っかっていくこと
つまらないパフォーマンスに陥ってしまう時は往々にして場の波に乗れていない時で、そもそも波を読めていなかったりおもしろい波が来ていたのにチャンスを逃してしまっています。波に気付けていない、無視している、躊躇など波にうまく乗れない理由は様々あります。
波に乗るには自分に集中することをキッパリ止めることです。
なぜかと言うと自意識が高い状態だと周りの状態に気づけなかったり、他人や空間をコントロールしようとしてしまいがちだから。それって一人相撲になって、空回りするパターンです。たとえどんなに一生懸命声を張って雄弁に語ったとしても空回りして、それでは人の心を掴めません。はたまた、心を閉ざしているので自分の魅力が出し切れてない勿体無い状態かもしれません。
表現をする時に自分のことなんてどうでもいい
それぐらいの気持ちで(無我の境地で)臨んでみてください。どう見られたいかじゃなくて、どうしたいか。そして、「どうしたいか」は相手を無理やりコントロールすることじゃなくてその場で「こうしたらおもしろいかな?」「この場にいる全員が笑顔になれるかな?」と期待感からくる「どうしたいか」です。
その時その時にこうしたい!と思ったことを思ったまま素直にやっていけば、波に乗って表現が魅力的になります。瞬間瞬間に小さな判断に迫られますが、その感覚自体がおもしろくなればしめたもの!そのままビッグウェーブに乗って楽しんじゃってください!
判断と言っても考えるというより脊髄反射で動いていく感じです。反応と言うよりは反射に近いかもしれません。
もっと言うと、その時は「自分がどうしたいか」の意識すらほぼなくて自分が会場の波に溶けているような、「もう、今ならなんでもできそう!うまくいきそう!」な無敵感があって本当に自由な感覚になります。
★自己提示より自己開示をしよう
★波を読む外向きのフォーカスになると自然と自己開示されていく
★場の力を無視しないで受け入れたほうが自意識が下がって魅力的になる
場の力は常に働いていて(舞台上だけじゃなくてどんな場所でも)波に対してどれくらいノリ良く乗れるかが大事です。
ノリノリな波に乗る表現を髄まで味わう演劇ワークショップ
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