あなたの魅力を引き出す考え方 演劇大好き劣等生より
演劇のスキル(技術)は、ご自身の人間的魅力を最大限に引き出すことに繋がります。
毎日お仕事おつかれさまです!
不思議と惹きつけられる目に見えない魔法、「人間的魅力」について
演劇の観点からお話ししてまいります。
俳優は
自身の姿や声や表情や動作・・
つまり、身一つで大勢の観客の心を動かし大きな感動を生みだすお仕事です。
俳優は常に魅力的でいることそのものが仕事、と言えます。
そんな俳優が日々行う演技トレーニングは俳優のみならず
すべての方の役に立つこと間違いなし。
ビジネスシーンでも恋愛などのプライベートシーンでも
魅力的な自分でいたいあなたには
ぜひ演劇を体験していただきたいのです。
魅力ある人の周りには人が自然と集まっていきます。
ビジネスにおいても
プライベートにおいても
「魅力溢れる人」だと思われることは重要なことです。
特に、リーダーにとっては「魅力」は必須とも言えます。
物凄い速度で変化し多様化する社会の中で、
毎日の仕事やプライベートの人間関係やあれこれに対応しついていくのでやっと・・・。
心も身体も疲れがちで、
自分より稼いでいる人や
幸せな家庭を築いている学生時代の仲間や
Facebookで見るキラキラした人達(?)と
自分を比較してはチクッと心が痛い・・・。
ついつい心のどこかで
「自分なんか~~」
「自分は魅力が足りない」
そう思っている方、
ぜひこの記事を読み終えた後はそのチクリとした痛みから解放されてください。
人間的魅力を引き出す柱は、自信。
自分を信じる、それが自信です。
やはり自信のある堂々とした姿には惹きつけられますよね。
自信がある人は余裕があるように見えるし、なんだかオーラがすごい(気がする)。
確固たる揺ぎ無い自信を持つことは、魅力的なあなたでいられることなのです。
ただし、
この記事をお読みの方の中には筆者のように
「自信を持って!」
と言われて
「そっか~!今から自信を持とう!ハイ!自信持った!」
なんて
無理!!
いやいや、って言うか
それは言われなくても知ってるわ。
自信が持てないから苦労してるんですけど・・・・!!!
と思われる方がいらっしゃるはず。
そうなんですよね。
そもそも(無意識レベルで)他人と比べてしまう私たちのような
劣等生(=劣等感を抱きやすい、という意味で)にとっては
自信を持つことが困難なんですよね。
なので、
小学生時代と高校時代にイジメを受けた経験があり(突然のカミングアウト)
ちょっと複雑な家庭環境で育った劣等生ながら
社会人初期の極貧時代をなんとか乗り越え演劇分野で事業を立ち上げ
1000名を超える演劇未経験の方~プロまで演劇講座を担当してきた
筆者が
劣等生流自信の持ち方を最後にお話しします。
自分そのものに自信を持つ必要なんてない。
ただ、
自分ががんばってきたこと
自分が身につけてきたこと
自分がやりたいこと
に誇りを持とう。
筆者は、
自分の能力や性格や身体的特徴や学力に自信なんてありません。
それこそ、「私って生きている意味ある?」「価値ある?」と自問自答してはそれなりに苦しんできたほうだと思っています。
それでも自分はかわいいもので、
「自信を持ちたい」気持ちはずーーーーっとありました。
自信を持ちたいのは、いわば自分のためなんですよね。
自分がかわいいから。
それは当たり前なことです。
(細胞レベルで自分がかわいくなくなったら死にます。)
でも、
「自分なんて」と思ってしまう自分も常にいました。
『自分がかわいい自分』と『自分なんて嫌いな自分』が
折衝している状態は決して心地よいものではなく。
なので、
全部まるっと受け入れることにしたのです。
自分が忘れてしまいたいほど苦しんだ人生経験のすべても
それでも生きて腐らずがんばってきた経験も
その過程で身につけたもの(スキルや考え方)も
未熟ながらこれからやりたいと思っている夢や目標も。
自分に自信を持とうとしても難しいのです。
自信を持て!なんて、ただの根性論。
根拠があれば、自信を持つことは容易になります。
あなたがもしもあなたに自信を持てなくても
いいのです。
その代わり、こう考えてみてください。
今まであなたが出会ってきた大好きな人達やかけがえのない体験や
今あなたが持っている夢や目標は
すべてあなたの宝です。
素晴らしい出会いや体験や夢がつまっている存在=あなた
です。
そして、あなたの存在は唯一無二なのです。
この世界のどこを探しても、
人類の歴史を辿ってみても、
これから続いていく未来を見ても、
あなたは唯一の存在です。
だから、あなたは素晴らしいのです。
もっと言うと、ぜひ上記のような【あなたの要素】を活かして
人生の使命を持ってみると
より光り輝くことができます。
一生かけてテーマとしたい「軸」をつくり、
それを元にすべての意思決定を行う。
人生に使命なんて必要ないという考え方もありますが、筆者は使命という「軸」があることで生きやすくなると考えています。
筆者が知っている魅力的な人は、
みなさんブレない軸を持っています。
何かに向かって進んでいくその姿勢は美しく、惹きつけられて止まないのです。
▲誰もが世の中を照らす「太陽」になれます!
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