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未経験でもOK。社会人が趣味で演劇を始める、ということ。

これから演劇を始めたい方のことを一生懸命考えて、ENTRY ACTでは週一習い事演技レッスンクラスや短期・単発の演劇ワークショップを定期的に開催しております。

 

当記事は筆者がプロ養成ではなく社会人向け演劇ワークショップを開催する理由をお話ししています。ワークショップの雰囲気や内容をお知りになりたい方は以下のリンクをご参照ください♪

 

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【リンク】演劇ワークショップ・習い事演技クラス・その他演劇関連イベント

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代表の大江(以下、ちゆ)は小学生の時に体育館で観た演劇がきっかけで演劇を始め、演劇のおもしろさに魅了され、社会に出てもなお演劇が好きで好きで仕事にしたひとりです。

 

仕事にするほど演劇のことが好きなので、これから演劇を始めたいとお思いの社会人の方には演劇がいかにあなたの人生を毎日を変える可能性を秘めているかをお伝えしたいのです。

 

演劇で人生が変わるだなんて大げさな・・・と思われるかもしれません。

 

ただ、本当にそうなのです。

過去1000名以上のお客様と演劇ワークショップやレッスンでお会いしてきてたった数時間の間に変化する方を沢山この目で見てきたから自信を持ってそうお話しできます。

 

そして、何を隠そう自分自身もそのひとりなのです。

 

 

元々私は、舞台に立つ・人前に出るなんてとんでもない!内気で髪の毛で顔を隠して隣の席の男の子と机をくっつけることさえ恥ずかしくて「大江さんは声が小さいわね」なんて言われて放課後まっすぐ家に帰って晩ご飯まで家でひとり遊びばかりして(友達は100体を超える大量のぬいぐるみでした)人と関わるのが本当に苦手で絵を描いたり文字を書いたりするのが唯一の自己表現手段だった子どもでした。

 

今では数百人の観客の前で演じることも楽しいしおもしろいしワークショップやレッスンの講師として人前に立つこともこわくないし(緊張はしますが、最終的には最高に楽しんでいます)人前に出て自分の心と身体で目一杯表現をすることに喜びを感じるようになっています。

 

絵や造形、作文や物語でも自己表現をすることが幼い頃から好きでしたが演劇を初めて観た時にものすごい衝撃を受けたのです。

 

あれは、小学3年の時の学校教育の一環で行われた体育館での演劇でした。

 

「今、目の前ですごいことが起きている!!!!!」

演劇を観るのが初めてで、観る前は別段興味もなかったし何なら授業が潰れてラッキーくらいにしか思っていなかった私ですが知らず知らずのうちに舞台に惹き込まれていました。

小道具や大道具はほぼ無く、裸舞台で、3人の役者さんが演じていた泥棒の話でした。

 

話の途中で役者さんのひとりが、私たちの後ろ(観客の一番後ろの方)を見ながら「あっ!警察だ!」と叫ぶシーンがあったのですが、『いるわけないじゃん…』と思いながらもついその気迫に負けて『もしかして本当に…?』とドキドキしながら振り返ってしまったことを今でも覚えています。

全校生徒の殆どが振り返っていました(笑)。

 

いつもの何の変哲もない体育館がお芝居の最中だけは泥棒たちのアジトになっていて観ている私たちはハラハラドキドキしてまさにひとつになっているのが不思議で、おもしろくて、最高に楽しかったんです。

 

 

 

 

演劇って役者ってこんなにも人を惹きつけるんです。

(これを実社会に応用すれば職業俳優でなくとも演劇をやる強い意義になると思っています)

 

感動に打ち震えていた私は、終演後、生徒たちで役者さんをお見送りする時にサインを求められてもみくちゃになっていた役者さんのところにノートとペンを握りしめて「サインください!!」とお願いしに行きました。

 

いつもの私なら遠巻きに見て終わるところですが、(遊園地に行って好きなキャラクターに会っても遠慮してしまうタイプ)その時は「今行かないと絶対に後悔する」と思って衝動的に人混みに入っていったわけです。

 

お姉さんが私にひと言ふた言声をかけてくれましたが、内容はもう忘れてしまいました。

貰ったサインも・・・今はどこにあるのか・・・。

 

ただ、あの感動・興奮は今でも胸にあります。

 

 

 

その日から自分も演劇をやってみたい気持ちが抑えられず、数少ない友達を誘って自分で拙い台本を書いて毎日放課後にお芝居の稽古を行う日々を送っていました。

 

毎日毎日休むことなく続けていたら先生がクラスのみんなの前でそのお芝居を発表する機会をくれました。その小さな拙いお芝居が私の初舞台です。

 

びっくりするほどみんなが笑ってくれてびっくりするほど演じていて楽しくて練習の比じゃないほどノリノリで演技ができてびっくりするほど「楽しかった」と言ってくれて

 

プロと比べるのはおこがましいですがあの時の体育館と同じで教室がひとつになっていました

 

 

すっかり長くなってしまいました。

ここでご紹介したのは代表ちゆが体験した演劇のエピソードです。

 

20年以上経ってもあの時の心の躍動感は忘れていませんし、(感動は一生もの)いちばんは

たった一度の舞台や演劇をやってみた体験で人は変わるのだとお伝えしたく長々とお話ししました。

 

私の場合、「私なんていつも脇役」だと思っていました。自分より目立つクラスの子たちを見て自分は声を出したり人前に出る勇気がないし大人しくしていたいし。

 

 

ですが、演劇を始めてみて「私は私の人生の主役なんだ」と自分に自信を持つことができるようになりました。

 

自分が人前で表現することによって誰かが笑ってくれる、泣いてくれる、感動してひとつになってくれる。

 

それは体験してみないとわかり得なかった感覚です。

 

あぁ、自分は自分でいいんだ!!

 

あなたは真にそう思えていますか?

 

この社会はこれから多様化していきます。

画一的な社会は終わりを告げ、これからはいろんな個性や能力、ジェンダー、年齢の「社会人」全員が主役の社会になります。

 

 

多様な私たちがちゃんと声を上げ、仕事をして社会に貢献していくことが求められる時代です。

言われたことだけやればいい、出しゃばらずなんとなくそつなく仕事をこなすだけではやっていけない時代です。

 

あなたの能力を社会が欲しています。

あなたの本来の能力をあなた自身ちゃんと知ってあげていますか?

 

あなたがあなたのことをちゃんと知って、自己表現していくこと。

 

演劇を始めるのに遅すぎることはありません。

 

変化に対応できる社会人のスキルとして、演劇を始めるのは今から!!!

 

 

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