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演劇大好きが本気で考えてみた演劇の魅力とは

演劇は観るのもおもしろいですがやるのはもっとおもしろいです!

この記事では演劇の魅力をご紹介します。

演劇はまだまだマイナーなので、その魅力が広く知られていない現状です。この記事を開いてくださった方のほとんどの方が演劇をやられたことがない(未体験)でしょう。その魅力を知ってほんの少しでも興味を持ってくださったらぜひ一度ENTRY ACTに足をお運びいただけたら幸いです。

 

 

 

個性が光り輝く場だから

演劇の最大の魅力はこれかもしれません。今は多様性の社会ですが、それでも世間と合わせたほうがよろしいというような風潮がありますよね。社会で生きていく以上はそれが必要なこともありますが、それがちょっといきすぎてしまって苦しい思いをされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。たとえば世間の言う「普通」で「理想的」な生き方。本来なら結婚するとかしないとか、子供を産むのか産まないのかとか、どんな生き方をしたいのかは自分自身が決定権を持っていて他者がそれをやんや言う権利はありません。自分がたまたま多数派であればラッキーで、残念ながら少数派になってしまった途端に自分の自由が阻害されることがまだまだ多いですよね。でも多数=正しい・少数=誤りではないはずです。違いは優劣ではないはずですよね。人って未知のものがこわいですから、自分の中にないものと対面したときにガードをしたくなります。ですが、多様性があるから種は繫栄できるのです。この社会がもっと良くなるには、異質なものをひとりひとりが受け入れていくこと。異質なものを「わからないから」と排除するよりも、まず理解しようとしてみること。その上で自分とは違うし共感できないと思ってもいいのです。そういう人がいるんだと知ることができただけで見聞が広がります。そして違うからといって戦わなくていい。世界規模の争いや国家レベルの争い、個人間の争いは後を絶ちません。自分の大切なものを守るために戦うべき時はあるかもしれませんが、それでも争いはないほうが幸せです。話が大げさに感じられるかもしれませんが、「あなたは間違っている」と言われて流されて不本意な思いをしたことがある方は侵略されたような感覚になったのではないでしょうか。演劇は、アイムオーケー・ユーアーオーケーです。この世界観が浸透していった先にはもっと平和があるはずだと割と本気で考えています。互いに受容し合う優しい世界に身を置いてみてください。セーフティゾーンに一度身を置くだけで、見えてくる世界が変わります。おそらく、深い自己受容と他者受容を味わったことで心に少し余裕が生まれたことによる変化です。

 

 

 

 

汎用性が高いから

どういうこと?と思われたでしょう。演劇は舞台やドラマだけではありません。教育としての演劇もありますし、遊びやゲーム要素のある演劇もあります。ストーリーを語る手段としての演劇、それは舞台やドラマといった大きな目立つものからカフェで友人に対して昨日起きた出来事を話すときにも。昨日誰々さんがこんな感じでこうでああでと説明するときに演技を使うことがありますよね。それも広義の演劇です。教育ではコミュニケーションを学んだり、業務のフローを練習するためにロープレを行います。これも演劇です。コミュニケーションが必要なゲーム、例えば心理戦や駆け引き、ディスカッションの要素があるゲームも演劇ですし、子どものころの遊びも演劇要素があったのではないでしょうか。さらに広義で言うと、社会で生きていること自体が演劇と密接に関係しています。私たちは様々な顔を使い分けて生活しているはずです。家族に見せる顔、気の置けない友人に見せる顔、恋人に見せる顔、職場で見せる顔を自然と使い分けていますよね。相手や状況に合わせて変化するごくごく自然なことなので意識したことはないかもしれませんが、それも立派な演技です。また、演劇は声を出したり見たり聞いたり考えたり歩いたり座ったりすることも意識しますので、すべてのことが演劇の要素を含んでいます。演劇は人間にとって必要な学びであり人生を豊かにする遊びであり、生活することそのものなのです。なので演劇はとても趣味と実益を兼ねたものなのです。「演劇の場所」でやったこと・得た気づきがそのまま日常生活に生きていきます。

 

 

 

 

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