演劇クラス開講情報はこちら

ENTRY ACT初めての方大歓迎!演劇ワークショップの理念

ENTRY ACTの演劇ワークショップは、演劇という「最上級のおもちゃ」をすべての大人に向けて提供する場所です。参加者のみなさまに「専門的な技術」よりも「人と人が関わり合うことで生まれる感動」をおみやげにしていただくことを最優先して考案したワークショップとなっております。未経験の方を主な対象としております。

 

 

「最上級のおもちゃ:演劇」で大人が真剣に遊ぶ=ENTRY ACT演劇ワークショップ
です。

 

経験は全く必要ありません。
驚かれるかもしれませんが演劇は特殊技能ではありません。演劇の技能とは「生きる力」です。人生において必要なヒューマンスキルである「自分を過不足なく表明する力」や「人とうまくやる力」、「自己コントロール力」、「困難があっても立ち直れる力(レジリエンス)」、「先が見えなくても一歩踏み出す勇気」・・・その他にも、ワークショップには演劇の経験を通して人生をより良く生きるためのエッセンスがぎゅっと凝縮されています。

 

 

 

ただ、楽しい

ワークショップに参加している最中は「ただ、楽しい」感覚になります。それって為になるの?と思われる方もおられるかもしれません。ですが、わたしたちは子どもの頃に「遊び」から社会性を学んできました。「社会性を身につけよう!」と考えながらおままごとをしている子どもはいません。ただ目の前の泥団子をおにぎりに見立てて想像力を働かせ遊んでいました。「どんな声かけをしたらいいのかな?」「こうしてもらったら嬉しいな」想像遊びは自己発見、人への適切な接し方や状況に合わせた振る舞い方の学びとなりますが、遊んでいる最中はただ楽しんでいるだけです。遊びに没入する時間・ただ楽しむ時間は、一見無駄に見えるかもしれません。明日すぐ使えるテクニックや秘訣を得たくなる気持ちになるかもしれません。成果を求めるストイックさは大事なもの。ビジネススキルや特殊技能領域ではきっと望む成果を得られるでしょう。ただ、「演劇はヒューマンスキル」なので一朝一夜でどうにかなる性質のものではないため、心に余裕を持つ練習だと思って気楽に捉えていただきたいのです。気もそぞろで目の前のことに集中できない・一瞬一瞬を楽しめない・何にでも理由や意味を求めることは、せっかく目の前にチャンスがあるのに見逃してしまうかもしれません。無駄を楽しんでみようかな、の心の余裕が新しい発見に繋がるかもしれません。
頭でっかちにならずに「まず、やってみよう!」の気持ちで飛び込める自分をつくることは人生をより豊かに生きるコツのひとつなので、ぜひ今日から今からやってみてください!

 

 

 

✔ ENTRY ACTの演劇ワークショップが大切にしていること
演劇は特別なことじゃない。人の悩みはすべて人間関係であるという言葉があるように、人が生きることは人と関わることだから。演劇は人と関わるドラマそれ自体のことだから。気の置けない友人と何気ない会話を楽しむことも、ビジネスでお客様相手に接客して「ありがとう」と言われることも、恋人と心を通わせることも、わかり合いたかった誰かと意見のすれ違いで仲違いから悲しい別れを経験することも、すべて演劇です。人と関わるって時に難しいことで、こわいことです。それでも人は人と関わり合うことをやめません。人が生きるって関わり合うことだからです。演劇の場と現実の違いは、「なーんちゃって」で終われるかどうか。現実ではやり直しがききませんが、演劇の場では何度もリテイクを重ねることができます。ENTRY ACTの演劇ワークショップでは、想像上の世界という安全地帯で思い切り人と関わって、様々な個性を持つ人を知り、互いに受け入れ合って共同作業をすることでコミュニケーションスキルの向上を図ることができます。安全にトライアンドエラーを重ねていけるという意味で演劇は特別な場所といえるかもしれません。人付き合いの達人がたくさん生まれたら、この社会はもっと優しく楽しくなる。それがENTRY ACTが演劇で目指す未来です。

 

 

✔自由(FREE)に、演じる体験(ACTING)で、楽しむ場所(A FUN PLACES)
ゲスト(参加者)ひとりひとりが主役で、ファシリテーターは案内人の役割です。the 先生がやる普通の演劇教室とはちょっと違うかもしれません。もちろん、未経験の方が取り組みやすいように説明やアドバイスをさせていただきますが、あくまでゲストが主役で、先生の「答え」「正解」を求めるのではなくゲストから自発的に出たものを全員でおもしろがっていく空気づくりを大切にしていきたいからです。ファシリテーターからのレクチャー(知識)は補助的な役割で、ゲスト同士の共同作業で得られるもの・感じ取るもの・思い出が人生に真に役立ちます。そういった気づきや学びは遅効性ですが、協力して成し遂げたり拍手してもらったり他者に感動を与えたり感謝された心的体験は、確実な自信となり体の中に残り続けます。もちろん繰り返して体験することでそれが顕著に見えてきますが、一度の体験でも「良い1日だった」と心のお土産を持ち帰っていただくことが人生の勇気に繋がります。「あのワークショップで自分はあんなにやれたんだから、大丈夫!」というように。成功体験の積み重ねは分野関係なく生きていくものです。即効性のある知識だけがほしいんだ!という方にはENTRY ACTのワークショップはあまり向かないかもしれませんが、長く続いていく人生をもっと楽しむ一歩がほしい方とは非常に相性がいいワークショップです。
演劇クラス開講情報はこちら