【あなたに会いたい】会話上手と会話下手
質問:みなさんは、コミュニケーションの達人ですか?
Yes!と自信を持って答えられた方もちょっと自信ないかも・・・な方もちょっとだけお付き合いください。
(質問の意味が無いじゃないか!と心の中でつっこんでくださいね笑)
というのも、今回お話しする内容って
自分の惹き寄せ力にたっぷり自信がある方であってもハッキリ言ってできていない人はもう全くと言っていいほどできていないから。
<例1>
『今日絶対に契約を取りたくて、このお客様になんとかサインをしてもらいたい・・・!』
という考えから
「この製品の良いところは○○な点、○○な点、○○な点です!さぁ今契約しましょう!」
「・・・いえ、今日のところはやめて」
「え?迷っている?」
「はい、なので一旦持ち帰って」
「何が気にかかっているんですか?今サインしないとこんなデメリットやあんなデメリットがありますし、契約は簡単に今できちゃうんですよ!!」
「・・・・」
相手不在の会話になってしまったり。
100パーセント相手から嫌われるセールスマンです。(極端に書いてみましたが、こういう人実際に居るんですよね)
または、以下のパターンもあります。
<例2>
「何か食べたいもの、ある?」
「・・・・・ん〜」
「いつも私ばかりが決めてしまってるから、たまにはそっちの希望で行こうよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・(え?寝てる?)」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(無限の時が流れる)・・・・なんでもいい」
みなさんは、心当たりありませんか?
(私は元々話し過ぎてしまうことが多かったので今はかなり抑えるようにしています。誰かを置いてけぼりにするグループの会話にはならないように・・・。)
ちなみに、例1と例2は惹き寄せ力低めな会話のほんの一例です。
相手不在で攻撃的な印象を受ける例1。
ペースが全く噛み合わない例2。(速すぎるのも相手は大変だし、え、起きてますか?寝てますか?と問いたくなる程に間が長いのも結構大変なんです)
文字にするのが難しいですが、
やたらと声が大きい(周りが気になる程)
やたらと声が小さい(毎回聞き返すのが辛い程)
呼吸がめちゃくちゃ浅い(ずっと興奮状態?)
音程の高低が無かったり、変(うまく表現できません)
話している相手が
しんどいな
と感じる要素はたくさんあるんです!!!!
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■本当にあなたは魅力的な会話相手でしょうか■
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人と接するタイプの仕事をしている方にとっては
毎分毎秒の会話の仕方が
人前に出る機会が度々ある方にとっては
毎分毎秒の話し方が
あなたが相手(聴衆)を惹きつけて「また会いたい」「あなたからだったら買いたい」と思ってもらえるか
成果に繋がらないで終わるのか
結果に大きく左右します。
そういえば、恋愛においても毎分毎秒の会話の仕方が結果に大きく左右しますね。
人間はコミュニティの生き物ですからね!
何気ない人との接し方一つで目の前の恋愛や仕事の結果が変わるということは、話し方一つで人生は変わっていくものだということ・・・。
さてさて、私たち人間にとって話し方は非常に大切なものであるということはよくわかりましたが、
なぜ「コミュニケーションに自信がある方」にもここまでお付き合いいただいているのか。
(最初の質問)
理由はただ一つ。
私が日々様々な方と演劇講座をご一緒して感じるのは、
案外自分の声のトーン、大きさ、リズムをわかっていない方が多いのだ
ということです。
演劇講座ではコーチが現在の状態と改善方法をお伝えして実際に改善するまで見させていただけます。
ただ、それは「レッスン」というちょっと特別な場所であるから。
日常生活の中で、指摘してくれて改善まで付き合ってくれるような方は希有(希有)。
あなたに相当愛のある人です。
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■一緒に会話のグルーブに乗ろう■
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会話のグルーブを意識することが大事です。
グルーブとは「乗り」。
調子やリズムのことを指します。
会話とは「情報伝達」だけではなく、「感情、意思の交換」も行います。
※演劇を活用したトレーニングでは「感情の交換」について体系的に具体的に訓練をします。
もっと言うと「感情、意思」のみならず「エネルギー」を交換するのがコミュニケーションです。
あなたも経験ありませんか?
「あの人と会うと元気になれるなぁ」「あの人と会うと楽しくて時間があっという間!」と思ったこと。
それは、あなたの身体のグルーブと相手のグルーブがマッチしたから心地よさを感じられたということです。
合う者同士の方が会話は盛り上がります!逆にグルーブがミスマッチだと互いに「なんかしっくりこない」と感じがち。
元々持っているグルーブが違う人とは会話が盛り上がらないので関係も盛り上がっていきません。
なので、
会話の相手や聴衆とグルーブを合わせていくチューニングにはめちゃくちゃ気を配ってください。
繰り返しになりますが、
自分の声のトーン、大きさ、リズムをわかっていない方が多いのです。
それに加え自分の表現に無関心なので、修正の仕方もわからない。
ただ闇雲にリズムを速くするんではなく声を大きくするんではなく
会話の相手とのキャッチボールをしようと努めることです。
会話の相手や場の雰囲気に呼応するように。
実際に本物のボールを使ってキャッチボールをすると、
ボールを落とさないようキャッチしてそのボールを相手に向かって距離に応じた投げ方と力の入れ方で返しますよね?
グルーブを意識しないために会話のキャッチボールができていない方は、
相手が投げてきたボールをキャッチしようとせず(チラ見するぐらいかな)新しく出してきたボールを自分の気分に任せて投げます。
相手がめちゃくちゃ近くに居るのに豪速球で全力の球を振りかぶって投げて来られたり
相手まで数メートル距離が離れているのに手元でコロンと球を落としたり
はちゃめちゃです(笑)
会話とはグルーブなんだ。エネルギーの交換なんだ。
さぁ、目に見えないボールのキャッチボールで遊ぼう!